HOEEZON 1 は、製作技術の研究という目的のもとに設計されました。その設計思想は、ただヨーヨーとして機能するだけではなく、デザイン性も兼ね備えること。
比較的ヨーヨーに形状の近い、車のホイール(ディッシュタイプ)をイメージして設計が行われました。ホイール部はアルミ、タイヤ部はプラスティックを削って作られています。
表面処理は、片面が梨地白アルマイト、もう片面は簡易ポリッシュのニッケルクロムで仕上げています。
なぜ『ヨーヨー』だったのか?旋盤屋が起死回生の打開策にヨーヨーを選んだ、というのは、おかしな話かもしれません。一番の理由は、非常にシンプルです。それは、個人的にヨーヨーが好きだったから。
以前より、ただコレクションするだけでなく自分でも遊ぶことの多かったヨーヨー。どうせ作るなら、好きなものを作って思いっきりモチベーションを上げよう、と思ったのがキッカケでした。
ヨーヨーの製作は、あらゆる点で苦労の連続でした。
旋盤へのチャッキングの方法から始まり、形状と重さとギャップのバランス、ベアリングの大きさ、レスポンスという概念、エッジの処理。
他にもここには書ききれないくらい多くのことを、HOEEZON 1 の製作から学びました。
このヨーヨー無くしては後の機種は誕生しなかった、まさに JAPAN TECHNOLOGY の原点といえる製品です。